加藤組土建株式会社

KATOGUMI CORPORATION

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 大成建設、木内氏来社 ◆ 01/05/11(金)

 

昨年の11月に土木学会という団体のイベントで、「明日をつくるシンポジウム」というのが開催されて、その中の出し物でパネルディスカッションのパネラーに呼ばれたことがあります。

学会というくらいですから、大変偉い方ばかり集まってくるのですが、なんでそんなところに函館あたりの地場ゼネコンの自称システム管理者(ヒラ)に声がかかるのだろうと思っておりました。

 

その時に、遠藤をパネラーにと提案したのが、大成建設の木内氏でした。

木内氏は大成建設の中だけでなく、日本の建設業のIT化に向けて様々なところで活躍されている方です。

その木内さんから、3月末に一通のメールが届きました。

 

「5月11日(金)に函館にいく用事があり
その際に遠藤様の時間が許すのであれば、お伺いして1時間ほどの
情報交換をお願いできないものかと思っております。」

 

うわー、まだ覚えてくれていたんだー!ととても感激して、「こんな私でよかったら・・・」というお返事を差し上げました。

木内さんからのメールにはこんなことも書かれておりました。

 

「私事ではございますが、この1月より土木部門から離れて長室に
移り、全社の情報企画やシステム再構築に関わることになりました。
立場は変わりましたが、今後ともよろしくお願いいたします。」

うわー、木内さん社長になっちゃったのぉー?と最初は勘違いしてしまいましたが、今までよりもさらに広い視野でIT化をとらえていくポジションに就かれたようです。

せっかく来社されますので、当社の社長にも是非会っていただくことにして、当日は3人でお話しすることになりました。

 

大手ゼネコンのIT化なんて進んでない!

 

久しぶりにお会いして、お互いの近況を話したあと、話は早速、「IT化のは?」という話に。

地場ゼネコンの目からみた大成建設のようなスーパーゼンコンは、それはそれは合理的に構築されたシステムが運用されており、メインとなるマスタDBを中心に様々な業務をヨコにつなげていると思っておりました。

しかも、大企業ですから人材は豊富、当然システム部門として専門の職員がおり、全社の業務改善に向けて作業しているのだと信じておりました。

 

その話を木内さんにすると、「いやー実状はぜんぜんおい状況です。これはウチに限らず、大手ゼネコン各社も状況はさほど変わりません。」とのこと。

えーっ、そんなはずはないでしょうと思いつつ、よくよく話を聞いてみると、やはり古くから続いてきた建設業の古い体質にこびりついた垢はそうそう簡単にとれるものではなく、割りの組織同士が同じことを同じ目的で別々の業務として処理していることが山ほどあるんだそうです。

 

それってウチの会社と同じじゃない?

確かに規模はまるで違いますが、抱えている問題はほとんど同じ。

そもそも木内さんが今年新しい部署に異動したのも、経営トップに入ってくる会社の報と現状のギャップがかなりあり、IT化の現状を報告したところ新しく組織化されたとのこと。

確かに当社でも経営トップに社内業務の現状がどれほど正しく伝わっているのかというと、危ういところがあるのではと思っておりました。

 

新しい組織で業務改革に着手された木内さんですが、組織を縦の目ではなくの目で見たときに見えてくるムダな業務が山ほどあったそうです。

幸い土木部門からの異動ということで、ほとんど業務上のしがらみに束縛されることなくバッサバッサと業務改革に着手されているそうです。

 

全てはメールから始まる

 

手ゼネコンともなると業務連絡は全てメールで行い、紙による閲覧なんてほとんどないものだと思っておりましたが、そんなことはないですと言われました。

メールが業務上有効なツールとして活用されているかどうかという以前に、どうやってメールの使い方を教えていくのかが問題になることも少なくないとのことでした。

 

これも当社が抱えている問題とほとんど変わりません。

当社においてもメールを使える環境は用意してありますが、それを業務として有効に使っているのかというとなかなか難しいものがあります。

添付ファイルで書類が送れるから便利というレベルでは、活用できているとは言えません。

報の共有化のツールとしてメールを活用できてこそ、本来のメリットを享受することができるのです。

 

また木内さんはこうも言っておりました。

「メールを使いこなせれば、情報の共有化に要なことは全て網羅できる」

パソコンを使いこなすにあたっての必要な技術はメールを使いこなすことによって、ほとんど手に入れることができるのです。

私は現在では、メールが利用できなくなると業務に支障がでてきてしまう状況ですが、残念ながら、メールをやり取りする相手はもっぱら外部の人で、社内でのメールは全体のパーセントに過ぎません。

 

木内さんも当社の社長も、「IT化の障害は大手ゼネコンも地場ゼネコンも構造的にはわらない」というところで3人で大きくうなずき合いました。

今後もいろいろな形で、当社の取り組みを情報発信し、木内さんとも情報交換ができればと思っております。

 

by end

 

 
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最終更新日 : 2004/01/29