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43-09:君は南部せんべいを知っているか?<02/08/02>

 

食べ物の話が続きます。


●やめられない止まらない・・・

あまり甘いものが好きではない私にとって好きなお菓子はおせんべいです。
おせんべいにもいろいろあるのですが、食べ始めると止まらないのが南部せんべいです。

南部せんべいって聞いたことがありますか?
旧南部藩の領地だった青森県南部から岩手県北部にかけての銘菓で、小麦粉に塩と水を混ぜ、鉄製の型で円形に焼き上げたものです。
黒ゴマを混ぜたものがよく知られており、冷害が多かったこの地方では、昔は冬の保存食にされていたそうです。

●南部せんべいは全国版ではない

東京に住んでいた頃、よく母に南部せんべいをごっそり送ってもらいました。
受け取ったその瞬間から、まるでパンダが笹を食べるが如く南部せんべいを食べ続けていました。
まるで中毒患者のようにです。

北海道や東北の人にとってはさほど珍しいものではないと思うのですが、東京以南の人にとっては得体の知れないもののようです。

こんなに美味しいものは分かち合わなくてはと思い、実家から送られてきた南部せんべいを涙を飲んで、以前勤めていた会社に持っていったことがあります。
みんなの反応は「何、これ?食べるもの?」
「米の粉こねて焼いただけなんでしょ?」など冷たい反応でした。

まぁ元はと言えば保存食ですから、そんな豪華なものでもありませんし、味もはっきりしない不思議な食べ物です。
そういえば函館でも南部せんべいを食べている人を最近みかけなくなりました。

●副産物「ミミ」

南部せんべいはタイヤキを作るのと同じように鉄の型(多分南部鉄?)にせんべいの元を入れて焼いて作りますが、その時にできる副産物が「ミミ」というヤツ。
いわゆる型からはみ出た薄いせんべいなんですが、これが実にウマイ。
昨年青森に行ったときに、「ミミが好きなんですよー」と言ったところ、「ミミだけでも売ってますよ」と言われ歓喜の涙を流しました。

「ミミ」はそのまま食べても美味しいのですが、オーブントースターで軽く焼くと香ばしくなってさらに美味しくなります。
残念ながら函館には「ミミ」だけでの販売はしていません。

●南部せんべい自作キット

実はその時に南部せんべい手焼きセットなるものを頂きました。
なんと自宅で南部せんべいが焼けるというものです。
せんべいの型はオブジェにもなりそうな南部鉄で出来た重厚なもの。

食べるのは好きなのに作るのはおっくうになってしまうのは、そば好きなのにそば打ちはしないのと同じで、「いつかやろういつかやろう」と思っているうちに今に至ってしまいました。

●せんべいにはお茶

私はよくお酒を飲みますが、南部せんべいはお酒のつまみには合いません。
南部せんべいに似合うのはやっぱりお茶。
それもほうじ茶です。

昔、ほうじ茶=番茶だと思っていましたが、ほうじ茶とは番茶や煎茶を空炒りして香ばしくしたものなんだそうです。
熱くて濃ーいほうじ茶で南部せんべいをほうばる。
至福の時です。

●助次郎参上!

南部せんべいの他に美味しいと思うせんべいに「播磨屋総本店」の「助次郎」というのがあります。
以前、ウチの会社のグルメコーナー「それゆけ、オヌキ!」で取り上げました。

実は最近気がついたのですが、HPへのアクセスを分析してみると「播磨屋総本店」で検索している人がものすごく多いのです。
なんと当サイトの人気コーナー「建設機械イラスト集」を検索して見つけるよりも「播磨屋総本店」でたどり着く人の方が多いらしいのです。
まさかせんべい屋のページを見て、実は建設会社のHPだとは誰も思わないでしょう。

もし私にお土産、贈り物をする場合は、甘い物はいけません。
おせんべいにしましょう。

※昨日たまたまなんですが、知人から南部せんべいが届きました。
函館の友人のお土産でも南部せんべいをいただきました。
やはり本場モンはうまい!
う、うれしい・・・(T_T)


・・・end


 

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