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45-03:優良企業はトップで選べ!3<02/09/02>

 

たまたまみつけたHP「徒然道草(つれづれみちく)」から、就職活動で忙しい学生のために書かれた優良企業の見分け方についてのコラムを紹介します。
(00/06/04)


●トップの人格を見ぬける学生は殆どいない

●自分の人格を磨くしかない

●企業とは汚いもの

●不合理の中だから学ぶこともある

- to be continued -


◆そうか・・・トップの人格など見抜けないのか・・・
仮に目の前に人格をあらわしている兆候があったとしても見えないし、見えたとしてもそれを解釈して分析する能力がまだ学生には備わっていないのです。

学生でなくなってからもう20年も経ってしまいましたが、私には一向にそういう能力は備わっていないようです。
とはいえ、20年もなんらかの形で社会で仕事をして暮らしていると、とんがってばかりの若い頃とは違った視野が持てるようになったのも事実です。

一番最初に就職した会社が英会話の教材販売会社でした。
卒業式まであと数日というときに就職情報誌から選んだ会社です。
募集広告にはこう書いてありました。
「週休20万円」「能力次第でさらに高給も」・・・

私の人生の歯車がちょっと狂った瞬間でした。
さすがにおやCALの購読者で、英会話の教材会社にいたことのある人はそういないと思います。
まったく社会に免疫のなかった私にとっては、ものすごく衝撃的な世界でした。

何しろ固定給はないのです。
完全能力給・・・固定給どころか交通費すら出ない。
オフィスの中はアポイントをとるために電話の声で、いつも騒然としており、社員の目はギラギラしていました。

今思えば会社、企業というよりも新興宗教のようなものではなかったかと思います。
確かにお金を稼ぐためにみんな集まってきているはずなんですが、契約もとれず何週間も無収入の人が毎日オフィスに来る姿は、金銭欲だけでは割り切れないものを感じていました。

そんなところで、北海道の田舎から出てきた兄ちゃんがやっていけるはずもなかったのですが、何故か2年近く同じような業界で働いていました。

今が裕福だとは思いませんが、当時はホントに貧乏でした。
一日、おせんべいを3枚だけという日が何日も続きました。
おせんべい好きだからいいんですけど。

ある街へ戸別訪問のために出張に行ったときなど、契約がとれないので所持金がなくなり、宿泊している旅館から出ることができなくなりました。
仕方なく一緒にいったメンバーと、本社から助けがくるまで旅館にこもっていた、なんてこともありました。

その業界を去ってから、オウム真理教、ライフスペースなどの新興宗教、催眠商法、豊田商事などのマルチ商法などの事件をニュースでみかけるたびに、一歩間違っていれば今頃自分もあそこにいたのではないかと思ってしまいます。
そういう組織のトップの気持ちはわかりませんが、その末端の人間の気持ちはわかるような気がするのです。

第一希望の企業なんてものではないですし、不条理といえばあれほど不条理なところもありませんでした。
それでも今にして思えば、私にいろいろなことを学ばせてくれたところだと思っています。

 
・・・end


 

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