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46-10:噂の東京マガジン<02/10/02>

 

自称TVウォッチャーの私の好きな番組についてしばらく書いてみることにします。
噂の東京マガジン(TBS系)


●コミカルタッチの社会派番組

世の中にはとっても理不尽なことがいっぱいあります。
ニュースではなかなか取り上げられない、ある特定地域のみの問題というのも全国そこかしこにあるものです。

今回取り上げた「噂の東京マガジン」はニュースでもないですし、ドキュメンタリーともちょっと違うコミカルタッチな社会派番組です。

●噂の現場

番組を見たことがない方のために内容をご紹介します。
司会は森本毅郎で、その他数名のリポーター。
コーナーがいくつかあります。
電車の中吊り広告から面白い記事を探す「中吊り大賞」。
現代の若者に常識を問う「平成の常識 やってTRY!」。

そして今回ご紹介する「噂の現場」です。
全国各地にある理不尽な問題をとりあげ、実際に取材して問題提起するという番組です。

●一見ふざけているように見えるけれど

清水国明や笑福亭笑瓶などお笑いタレントがリポーターをやっていることもあって、一見ふざけているようにも見えるのですが、その内容は問題の被害者側、加害者(と思われる)側両方へ必ず取材を試みるものです。

住民問題、環境問題などが取り上げられることが多いので、その加害者(?)側としてお役所の人が取材を受けることが多々あります。
中には取材拒否というところもありますが、まれに取材を受け入れた役所の担当者の言い分を聞いてみると、まったくもってこれが役所の仕事なんだな・・・とがっかりすることが少なくありません。

●真実を見せる取材

私の目からみると、番組サイドとして最初からどちらが悪いと決め付けて取材しているようには見えず、必ず「先方はこう言ってますが、真相はどうなんでしょう?」というやり取りが出てきます。

おのずとそういうやり取りを何度か繰り返すと、おかしなことをしているところが画面から伝わってくるものです。
もちろんTVですから、インタビュー等は断片しか映されませんので、全てが真実として受け止めることはできませんが、一般の人が普通に納得できないことをそのまま質問としてぶつけてくれるのは、見ていてとても気持ちのいいものです。

●報道番組で取り上げない問題

この番組を見て、今まで泣き寝入りしていた問題に対して、勇気をもって声をあげた人も少なくないのではないでしょうか?
あの番組がきっかけで役所が問題解決のために具体的に動き出したというところも少なからずあったようです。

ニュースのような報道番組は確かに事実を放送してはいますが、既にニュースとしての価値が薄くなってしまった慢性化した問題にはなかなか目を向けないものです。
それが特定地域の住民問題となるとなおさらです。

取り上げる問題の質はちょっと違いますが、この秋におしくも終了してしまう鳥越俊太郎の「ザ・スクープ」などと同じ姿勢を感じています。

●小さな事実の確認作業

問題の真実というのはなかなかわからないものです。
それを解明するためには取材を重ねて小さな事実の確認作業を続けるのが、結果的に早道になるのではないかと思います。

社内に散在する様々な問題も、大きな視点でバッサリ解決してほしいと思いがちですが、実はそれぞれの当事者の話をマメに聞いて調整していくことこそが問題解決への近道になるものなのです。

肩肘はらずに世の中の社会問題を身近に見せてくれるこのコーナーを、一度ご覧になることをオススメします。

 
・・・end


 

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