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- 第46章 -
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●46-11:進ぬ!電波少年<02/10/03>
自称TVウォッチャーの私の好きな番組についてしばらく書いてみることにします。
■進ぬ!電波少年(日本テレビ系)
●子供の気持ちになって
子供が不思議に思ったこと、やってみたいと思ったことをホントにやってみたらどうなるだろう?そんな発想から始まったのがこの番組で、タイトルも初めは最初は「進め!電波少年」でした。
当初、ひたすらアポなしでいろいろなところに出かけていき、無理難題をお願いするという企画がほとんどでした。
中にはけっこうきわどい企画もあって、時の総理大臣村山総理のまゆげを切ってみたいとかフセインに会いたいなんていう無謀なものまでありました。
あくまで子供の気持ちとはいえ、あまりの無礼さに評判のよくない番組のひとつとして数えられていましたが、ある企画から路線が変わってきました。
それは「ユーラシア大陸横断ヒッチハイク」という企画です。
●猿岩石、ユーラシア大陸をヒッチハイク
(本人の希望ではないですが)挑戦したのは「猿岩石」というまったく売れていないお笑い芸人で、香港からロンドンまでヒッチハイクで辿り着くというもの。
所持金は10万円のみで、食事、宿泊先、移動は全て自分たちでまかなわなければなりません。
この企画は当初まったく注目されていませんでしたが、香港を離れユーラシア大陸を進むにつれ世の中の注目を集めていきました。
その反応は「ホントかよ・・・」というもの。
画面から伝わってくる彼らのあまりの悲惨さに、当初はお笑いとタカをくくっていた一般視聴者も、次第に画面に釘付けになるようになっていきました。
●ふざけた企画が続々と
最後にロンドンにゴールするときも、「電波少年」らしくあくまでおふざけのフィナーレを用意していました。
それがせっかくひきつけた一般視聴者を突き放す結果にもなっていましたが・・・
その後、有名になった猿岩石は映画に主演したり(「一生、遊んで暮らしたい」)やCDでヒットを飛ばしたり(白い雲のように)などと、およそ売れないお笑い芸人とは思えない活躍をしたあと、初めから決められていたように、また元の売れない芸人に戻っていきました。
その後もこの番組は大陸横断企画を続け、アフリカ、アメリカ、はたまたスワンボートに乗ってインドからインドネシアに行くというとんでもない企画までやってしまいました。
●彼らは冒険家じゃない
この手の企画には批判の声も多く、あまりの過酷な様子を見て、真剣に「人の人生をもてあそぶな!」というような苦情をTV局に送った視聴者も多かったようです。
また、ヒッチハイクで移動していたことになっていたはずが、実は飛行機で移動していたのがばれ、ヤラセ疑惑という噂も出ました。
しかし彼らは冒険家ではありません。
別に歴史に名を残そうというわけではないのです。
確かに公共の電波を使ってウソをつくのはよくないですけど、そんなウソはどうでもいいくらいにすごいことをやったように思います。
画面から伝わってくるのは、極限まで追い詰められた若者の姿で、彼らがそこから這い上がってくる一生懸命さを見て視聴者は感動しているのです。
それは「自分たちが一生懸命やれば見ている人が感動してくれる」などという考えがよぎる余裕さえないのです。
●きわどい新企画
現在、新企画として「ボスはホームレス 人間は何度だって立ち上がれる」が始まっています。
売れないお笑い芸人が新しく会社を設立するんですが、その社長にはホームレスの人になってもらうというものです。
そのためにお笑い芸人はホームレスと一緒に生活を始めます。
おそらく今までの傾向から予想すると、数ヶ月はその生活は続くことでしょう。
私たちは今まで見たことのないホームレスの実態をドキュメントで見ることになるのです。
企画内容自体、一歩間違えばかなり危ないものなので批判の的になりそうなものです。
でも「人間は何度だって立ち上がれる」というコンセプト自体は間違っていないはずです。
どうか素晴らしい感動を見せてくれることを期待しています。
・・・end
 
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