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- 第47章 -
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●47-07:壁画コンテストなんてどうだろう?
<03/05/28>
●キャンバスは壁
数年前の話になりますが、有珠山噴火で被害を受けた虻田町(あぶたちょう)のまちおこしプロジェクトに参画していた知人がいて、「何かいいイベントはないだろうか」と聞かれたことがあります。
結果的に提案したものは先方に届かなかったのですが、その時に考えたことをご紹介します。
壁画コンテストなんてどうでしょう。
街の中にある建造物の壁に絵を描いてもらいます。
キャンバスとなる壁は、無料で提供してくれる人を募集します。
開催時期は夏休みあたりがベストですね。
絵を描く人ですが、いきなり描いてくれる人を募集してもコンテンストが維持できる
ような参加者が集まるかなんて当てに出来ません。
まず、学校の美術部や街の絵画教室にコンタクトをとります。
「壁画コンテストに参加してみませんか?」という根回しから始めるのです。
だから最初は、小中学校の部、高校・大学の部、一般の部というようにクラス分けをしたほうがいいでしょうね。
シルバーの部とかあってもいいかもしれません。
●書類審査で制作作品を決定
もちろん参加した人が全て壁画を描けるわけではありません。
そんなことをしたら、あっと言う間に街中の壁が絵だらけになってしまいます。
まずは下書きになるもので書類審査を行います。
審査員は、地元の美術関係の人と一般市民で構成します。
そしてその審査によって3作品程度を選びます。
どの壁に誰が描くかは、くじ引き等で決めてもいいでしょう。
ここで一度マスコミに発表ですね。
壁画は制作期間を1週間と決め、その記事を載せてもらいます。
壁画が完成したら、今度はその3作品の中で決勝を行います。
審査は誰でもインターネットで投票可能にします。
この時点で壁画コンテストのサイトも開設していることになります。
グランプリ作品を決めることで、再度マスコミに掲載されるでしょう。
描かれた壁画ですが、全て残せるに越したことはないのですが、基本的にはグランプリ作品を除き、ある一定期間を過ぎたら消してしまうことにします。
もちろん壁画提供者が残してもよいという了解が出るのであれば、それでも構いません。
残される壁画にはネームプレートくらいつけてもいいかもしれません。
●未来の壁画アーティスト目指して
初回はこんな感じでこじんまり始めていいんじゃないでしょうか。
続けていくうちに、もっといい方法も見つかるでしょうし、参加者を市民に限定しな
ければその数も増えてくるかもしれません。
お金をかけずに街のイベントになりますし、壁画の提供者が企業であれば宣伝にもなるでしょう。
素敵な壁画が増えれば、街の名所にもなるかもしれませんし、観光スポットにだってなるかもしれません。
ひょっとしてシャッターや壁に落書きしている若者にとっても、ある意味評価をして
あげられる場を与えることで非行防止につながるかもしれません。
壁画作品の数がある程度揃ったら、写真集なんかを出版してもいいですね。
そしていつの日か、このコンテストから世界を代表する壁画アーティストが生まれるのかもしれないのです。
●イベントを愛する人
考えておかなければならない問題点もいくつかあります。
ひとつは、壁画を制作する方法です。
何を使って描いてもいいわけですが、長期間経っても変色せずに保存しておけるモノで描かなければいけません。
それからやはり運営管理する委員会のようなものが、遅かれ早かれ必要になるでしょう。
その辺は、役所の街づくりに関連した部署が参加してくれるといいんですけどね。
また壁画提供者が、その壁を撤去したい、もしくは壁の塗り替えなんていう話が出たときの対応も考えておかなくてはいけないんでしょうけど、その辺は提供者と相談しながらですね。
でも一番必要でホントに大切なことは、このイベントのことを愛して引っ張ってくれるリーダーを探すことです。
お役所仕事ではなく、ライフワークとして関わってくれる人。
どこかの学校の美術の先生がリタイアしたあとに関わってくれる、なーんてのが理想なんですけどね。
もしこの記事を読んで、このイベントをやってみようと思った人。
うまくいったらアイデアはここからもらったってことだけ発表してねん、(^^ゞ
・・・end

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