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| おやつはキャルスは弊社サイト管理者のコラムです。 |
| - 第50章 - |
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●50-07:殴られる理由
<04/09/09>
●台風、地震、噴火、そして・・・
皆さん、台風の被害は大丈夫でしたでしょうか?
私の勤務先では、会社の看板は飛んでいくわ、煙突のフタは落ちてくるわ、駐車場のフェンスは倒れるわで、大変でした。
その度に雨ガッパに身を包み外へ出るのですが、顔を舌でなめるとこれがしょっぱい。
これは雨かと思っていた水しぶきが海水であることを意味しています。
思いがけないところで、港町函館に住んでいることを実感してしまいました。
さて今回の台風もそうですが、最近は天変地異というか、雷が落ちたり地震があったり、さらに火山の噴火まであってまさに自然の脅威を感じます。
でも私が最近心を痛めた事件は、やはりロシアのテロ事件です。
被害者の数もさることながら、かろうじて逃げおおせた人質となった子供たちから聞かれる証言の数々は、その恐怖を想像させるに十分です。
おそらく彼等の心からその傷が癒えることはないんでしょう。
●9.11
今でも思い出しますが、あの日の夜もいつものようにテレビのニュースを見ていました。
突然、画面に高層ビルに突き刺さる大型旅客機が映し出されました。
2001年9月11日のことです。
世界同時多発テロ。
悲しいというか、その時は驚きの方が大きかったような気がします。
何度も繰り返されるビルが崩壊するシーン。
それに混じって、中近東の人たちが住む街の中で狂喜乱舞して喜ぶ人々がいました。
中には子供もいます。
大勢の被害者が出ているにもかかわらず、この出来事を歓迎している人がいることに心が痛みました。
●メディアから伝わるもの
でもどうなんでしょう?
今回のロシアのテロも9.11のテロも、一方的にテロリスト達が悪いのでしょうか?
もちろん多くの命が失われたことに対して、それが正当化される理由などどこにもないことはわかっています。
なぜこんなことが起きてしまうのか・・・。
私たちがこういった事件に関して知り得る情報というのは、新聞、テレビ、インターネットなどという人間の手が加えられた「作品」としてメディアから入手します。
「ありのままを伝える」、そう叫びながら報道されているドキュメンタリーでさえ、メディアにのった瞬間にそれは「作品」として我々のところに届くのです。
「作品」には作者の意図が含まれます。
それがあってこその「作品」なのです。
なぜ彼らがテロを企て、多くの命を奪ったのか?
何もしていないのに、人は他人を殴るのでしょうか?
多くの命を奪ったテロ事件の前に、何人の命が奪われ彼らを怒りに導いたのか?
●真実って?
複雑な政治、宗教、利益、権力がからみあい、当初は純粋だった思いがどんどん歪んでいったのかもしれません。
そしてそれはまだ純粋な気持ちを持っている若者や子供の心をも歪ませる。
彼らとて実際に何が起きているのかわからないのかもしれません。
ただわかるのは、一方的な正義という名の元に目の前で親兄弟や友達が何人も殺されていくことと、高らかに「復讐を!」と叫ぶ指導者と呼ばれる人の声。
だからとてテロが許されるとはもちろん思いません。
ただ私たちが考えなければいけないのは、私たちが知り得ている情報は真実のほんの数%でしかないこと。
それすらも誰かの意図で私たちに伝えられているかもしれないこと。
戦争も悲しい、人の命が失われることも悲しい。
それは誰の命であっても同じはずなのです。
●殴られる理由
以前勤めていた会社に、途中入社してきた女性がいました。
彼女に前の職場を何故辞めたのかと聞くと、
「私の上司が私に暴力を振るうんです。」と言います。
それを聞いた人は「それはひどい」と同情します。
彼女の仕事振りはすこぶるよくありませんでした。
仕事中にバリバリとお菓子を貪り食い、私用の電話をかけまくり、3時のおやつの時間を至上の喜びとし、挙句の果てに頼んだ仕事はできていない。
その姿を見て、上司が私につぶやきます。
「何もしないのに殴るなんてことはしないんだ。殴られるのには殴りたくなるような理由があったに違いない。」
・・・end
 
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