加藤組土建株式会社

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- 第56章 -

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56-10:愛の劇場にはまる <06/06/20>

 

●昼ドラ

実は今「愛の劇場」にはまっている。
「愛の劇場」とはいわゆる昼ドラである。
昼ドラというと近年では「役立たずのブタ!」「あのイノシシ野郎!」の迷セリフで有名になった「牡丹と薔薇」なんぞが有名で、ヒマな主婦がおせんべいをかじりながら横になって見る、人間関係のドロドロした30分ドラマという印象なのだが、実は意外と面白いものもあるらしい。
そもそも続けてドラマを見るなんていうのは、年に1本あるかないかなのにはまってしまった。
私の中では「白い巨塔」「離婚弁護士」に続く大ヒットである。
それはTBS「愛の劇場 吾輩は主婦である」。

●クドカン

そもそも見てみようと思ったきっかけは、脚本が『木更津キャッツアイ』『タイガー&ドラゴン』でお馴染みの売れっ子「クドカン」こと宮藤官九郎だったこと。
が、実は私、クドカンのドラマを1本も見た事がなかったりする。
主演は斉藤由貴で、その他にミッチーこと及川光博や竹下景子など。
あらすじは、ある日突然、夏目漱石が斉藤由貴演じる専業主婦・矢名みどりに乗り移ってしまうというありえない設定。
最初はさほど見る気もなかったが、とりあえず録画しておいたものを先週の土日に20話ほどを一気に見たのだが、これが実に面白い。
私に世代の近い人はわかるかもしれないが、雰囲気は「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」そのもの。
全40話なので、今からでも遅くない。
是非ご覧頂きたい。

●はいすくーる落書

斉藤由貴主演のドラマでもうひとつ好きなドラマがある。
1989年のTBSドラマ「はいすくーる落書」。
斉藤由貴演じる諏訪いづみという高校教師が、不良ばかりの工業高校で奮闘する姿を描いたドラマ。
主題歌がブルーハーツの「TRAIN TRAIN」で、このドラマでブルーハーツを聴くようになったもんだ。
今思えば、今回の「吾輩は主婦である」の矢名みどりも「はいすくーる落書」の諏訪いづみも、はじけっぷりには似たものを感じる。
この「はいすくーる落書」、結構視聴率もよく、ファンも多かったのだけど再放送はほとんどされなかった。
工業高校という舞台が、一部の工業高校関係者から「工業高校のイメージを悪くする」ということでクレームになったためらしい。
私なんぞはあのドラマを見て工業高校に憧れたもんだが、関係者にしてみれば許せなかったんだろう。

●制服の胸のボタン

あまり話したことはないが、実は斉藤由貴が好きだった。
思えばカラオケで彼女が歌う「卒業」もよく歌ったっけ・・・。
♪制服の胸のボタンを〜 下級生たちにねだられ〜
卒業シーズンになると歌いたくなったもんだ。
今でも中高校生の間じゃ、憧れの先輩に制服の第2ボタンをねだったりするんだろうか?
私が中学を卒業する時、物好きな後輩(もちろん女子だ)がやってきて「何かください」というので、当時バスケット部(実はキャプテンだったりする)だった私は、履き古したバスケットシューズをあげたことがある。
今思えば、何であんなボロボロで猛烈な悪臭を放つものをあげたんだろう?
きっとあの靴を持ち帰った彼女は、部屋であらためてその靴を目の前にして
「うわっ臭っ!」とか言って、すぐに燃えないゴミに出したに違いない。

●名無しの花は・・・

恥ずかしいことはバスケットシューズだけではなかった。
卒業式が終わって学校の玄関を出ると、後輩の女の子が「何か書いてください」と色紙を持ってきた。
おそらく一生の中で最高に持てていたであろうあの時期、みつはしちかこの「小さな恋のものがたり」にはまっていた私は、色紙に下手糞な字で書いてしまった・・・。

『あなたの歩く道端の 私は小さな花になりたい 
 まいにち まいにち あなたの足音を楽しみに 
 いっしょうけんめい咲いていたい 
 いつの日か あなたが私に気づき 
 立ち止まって摘みあげてくれる 
 その日まで 
 私は 名無しの花でありたい』 


アホか俺は・・・。恥ずかしくて死にたい・・・(T_T)
中年になり愛の劇場にはまっている現在、名無しの花は加齢臭の匂いがする。

 
・・・end

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