●57-05:すしポリス、参上!<06/12/18>
●すしポリス
農水省が世界にある和食レストランを「正しい和食」と認証する新制度の 導入を検討していることに、和食ブームが続く米国のメディアが次々に反応している。
「すしポリス」と呼ばれるその制度は、欧米で「日本食」の看板を掲げていても、食材や調理方法など本来の日本食とかけ離れた食事を提供しているレストランが多く見られるので、認証制度を導入して海外での日本食の信頼度を高め、農林水産物の輸出促進を図る、というもので、日本の正しい食文化の普及や食品産業の海外進出を後押しすることを目的に、07年春の導入を目指している。
●海外での日本のイメージ
洋画を見ていて時々、日本の風景や街の様子が映し出された時に違和感を感じたことのある人は少なくないと思う。
昔、ブルース・リーの映画に出てきた悪役の日本人格闘家の道場は、ラーメン屋みたいだったし、未だに日本人は黒ぶちメガネをかけてカメラをぶら下げ、出っ歯だと思ってる外国人だってまだいるんじゃないかと思う。
そんな彼らが作ったり食べたりする日本食なんて、推して知るべしである。
●日本というブランド
が、しかし海外における日本食レストランは日本人の経営ではなく、中国人やタイやベトナムなどの東南アジアの人たちらしい。
そういえばアメリカなどの日本の歪められ方よりも、東南アジアの日本の歪められ方の方が何でもアリ感が満載だ。
東南アジアでは日本がブランド化されて、日本っぽいものであれば何でも売れるらしいというが本当だろうか?
一昔前に日本が、アメリカやヨーロッパの雰囲気がするものを好んで購入していたことを考えると、あながちウソじゃないんだろう。
●カレーだってラーメンだって
そこで「すしポリス」なのだけど、何を今さらという感じがしてしまう。
おそらく東京にいれば世界各国の料理が食べられるだろう。
こんな国はちょっとないんじゃなだろうか。
日本人は外国文化を自分たちに合うように加工するのが大得意。
日本で言われているところのカレーライスだって、あんなもんインドじゃまず出てこない。
日本人の大好きなラーメンだって、あんな手の込んだものは中国には存在しない。
ステーキだって本場アメリカよりも和牛のステーキの方が旨い(はずだ)。
そもそも海外の食文化を、オリジナルからかけ離れたものにしているのは我々日本人ではないのか?
●正しい日本食って
大体、正しい日本食を食べている日本人がどれだけいるというのだ?
正しい日本食を出しているお店が日本にいったいどれだけあるというのだ?と言い直したほうがいいかもしれない。
食文化が全く違う民族が食べるのだ。
同じ味を出して旨いと思うとは限らない。
だからこそ日本人は、カレーにとろみをつけ、ラーメンに過大な手間をかけたのではないのか?
お隣の韓国じゃ、日本製のキムチはニセモノだって騒いでたんじゃないのか?
いいじゃないの、カリフォルニアロールだって。
●生き残る店
正しい日本食なんてこだわってたら高くついて仕方がない。
美味しい店はちゃんと生き残る。
ただし、それが外国人と日本人とでは好む味が違うだけのこと。
当然生き残る店だって違う。
それに文句をつけてどうするってんだ。
正しい日本食を出すお店なんてなくたっていいとは言わないが、全部が全部そうである必要などまったくない。
うーん・・・今晩はカレーラーメンにでもするか(笑)
・・・end


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