2000/10/23(mon) 長野県知事ヤスオちゃんに思う
今月、長野県知事選において長い間のお役所選挙にもめげず、「なんとなくクリスタル」(もう知らない人もいるかな・・・)のヤスオちゃんこと田中康夫氏が当選しました。彼の当選については、いろいろなところで解説されていますので、ここでは詳しく触れるのはやめておきますが、何はともあれ、つい2ヶ月前まで政治家ではなかった人が、県知事にまでなったということは日本の政治も変わっていくのかなという予感を感じさせてくれます。
同じ小説家出身の石原さんは元より、青島さんだって、ノックさんだって、タレントとはいえ政治家として長い間仕事をされてきたわけです。そんな中で「官」の目からみればズブの素人を県知事に当選させてしまったのですから、長野県民にはエールを送りたいと思います。
最近になって、国の力を借りるのではなく、県という自治体自らが変わるのだという意識を持っている県知事の方々がチラホラ出てきております。
三重県知事の北川正恭氏、宮城県知事の浅野史郎氏、そして東京都知事の石原慎太郎氏などなど・・・
一昔前には見られない頼もしい顔ぶれです。
今までは国が変えてくれなければ、国にやってもらわなければと呪文のように予算をもらうために奔走してきて、国にされるがままになってきたものを、自治体として自ら変わろうとしているわけです。
これって建設業でも同じなのかなって思うわけです。
これは役所が決めることだから、役所の言うとおりにしないと、役所は何もいっていないから・・・なかなか自らは動こうとしない・・・そんな構図って日本の政治の縮図みたいな感じしませんか?
何も国や役所に逆らえって言ってるわけじゃないんですけど、もっと小さな単位で変えられることってあるよなって。
会社の中もおんなじです。
誰かに変えてもらう、決定してもらう、そういうんじゃなくて自分達でできることってまだまだいっぱいありますもんね。
昨日、テレビ朝日の番組のゲストでヤスオちゃんが熱く県政について語っておりました。
久しぶりに訳のわかることを話す政治家の言葉に、胸がワクワクしてきました。
ニュースで長野県庁に行ったヤスオちゃんが庁舎内で目についた様々なものにケチをつけるシーンがありました。
新聞を読むスペースがないところに置いてある新聞ホルダー、去年のJR時刻表、物産展示コーナー等等・・・それを静かに批判するわけです。多分、役所の人は「そんな細かいところばっかり文句いいやがって」と思ってるのかもしれません。でも、そういうことって大事なんじゃないかと・・・
別に県知事がそういうところ全てに気が付かなければいけない訳ではないんです。
そういう、県民に見られているという緊張感を持ってほしいわけです。
会社内だって同じです。そういう意識を持っている人が経営者や上司だったらば、社員の意識も変わるのです。
議会が始まれば、オール野党ということで大変なことだろうと思いますが、下半身がどうした、ペログリがどうしたというつまらないことで議会を停めないでほしいものです。
函館も現在、ヤスオちゃんとまでは行きませんが、新しい風が吹いております。
それがいいのか悪いのかまだ判断は出来ませんが、理屈の通った、市民のためになる政治を期待しております。

