KATOGUMI CORPORATION
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発注者
TVのCMなどでよく見かける函館元町界隈の坂にあった病院を移転することになりました。
平成12年(西暦2000年)の10月には、現在の弥生町から港町1丁目へ移転新築し、新病院がオープンします。
この移転は、以下を目的として実施されました。
・時代に即応した高度・特殊・先駆的医療の導入
・道南の医療機関として高度な医療レベルの確保
・医療機能の向上を図る
・分院を統合して移転新築する
・患者サービスの向上
・移転による利用者増により経営基盤の強化
この工事は久米設計という知る人ぞ知る会社が設計し、当社としては初めて本格的に接する他社のISOの管理下で施工した工事となりました。
当社が実施している内部品質監査に行くと、ものすごい量の書類があってびっくりしたものです。
▼ISO関連の書類(の一部)
とにかく必ず久米設計の担当者とのやり取りは文書にして残すということが徹底されています。
もう工事しに来たんだか、書類作りに来たんだかわからないくらい・・・そんな風にも見えました。
当社でも99年からISOを実施していますが、これからの運用にとても参考になる工事でした。
以下に現場代理人の岸部さんのコメントを紹介します。
久米設計さんと岸部さんとの熱いやり取りが想像できるような気するのは私だけでしょうか・・・
現場での検査においての話ですが、根堀り完了後の切込砕石地業と捨てCON枠の場内検査は、通芯の位置を示す為、水糸を張って行いました。
根堀底は高低差がある為、水糸は捨てCON枠より約50cm程度上に張ったのですが、検査時には、その水糸より捨てCON枠位置を「±2mm以内の精度で行なってない」と目測値より判断され再検査をされました。
再検査の時に、水糸を1個ごとに捨てCON枠まで、下げて測定してもらい承認された事が思い出されます。
久米設計のC氏には、
『この事について、我々が自主検査において、どのような精度で検査されたかが一番の問題で、立合検査では±2mmでも±3mmでもどうにでもなるような状態にしない事が大切である』と指示されました。
又、『計画書内でその方法をこれから明確に示す事!』とも言われました。
ISOを実感したのはこの時からの気がします。
C氏との対応は、当初は緊張感をもつものでした。
しかし道南の松前出身という親近感もあり、12月〜3月にはある程度助言を先にもらい、その対応ができるようにしてもらった事を感謝しています。
おかげさまで、完成検査においては、手直しはありませんでした。
現場代理人 岸部 孝一