今回は「労働災害安全パトロール」があるということで取材しに行きました。
これは、発注者の大成町の大成建設協会が実施したもので、函館労働基準監督署が推進する10月1日より始まる「建設業労働災害防止強調月間」を前に、町内建設現場における労働災害防止状況の把握と現場内での労災防止対策についての啓蒙が目的となっています。
土木部の工事課長、労務安全課長の二人と一緒に、函館から2時間半ほど車にゆられ大成町につきました。
大成町はあの死者・行方不明者219名となった北海道南西沖地震の被災地でもあります。
それを象徴するように、海岸わきを通ると防波のための護岸工事がガッシリとされています。
この工事は、下水工事で比較的今まで取材した現場の中では小さな印象です。
この日は調度、マンホールを設置するところでした。
普段よく見かけるようで、マンホールがどうやって出来ていくかなど気にしていなかったのですが、あらためて見てみると街中の現場ということで、安全には大変気を使っているようでした。
労務安全課の課長から聞いたところでは、建設現場での安全パトロールはかなり頻繁に行われているとのことで、社内の安全パトロールはもちろんのこと、発注者が行うもの、建設業協会が行うものと様々です。
他にも労働基準監督署が行う査察というものもあるそうで、こんなにパトロールしていれば事故なんて起きっこないと考えるのが素人。
やはり人間がやることですから、毎日同じことに気を使っているつもりでも「慣れ」というものが「うっかり」という不注意につながり事故となってしまうことが多々あります。
その為には、常に第三者の視点から作業をみつめるということはかかせないことなのだそうです。
現場では、工事の作業と同じように労災防止対策は重要なウェイトを占めているのです。