●新しい寺院建築の形 名刹正法寺様高盛町へ移転新築

明治22年開設の名刹日蓮正宗正法寺様がこの度市内栄町から高盛町へ移転、新築されることとなりました。建物外観は従来の寺院建築と異なり斬新なデザインにもかかわらず、周辺の住宅地と調和した佇まいとなっています。

建物は大きく「本堂」、「客殿」、「庫裏」の部分に分かれ、内部はそれぞれ美的に意匠されているとともに合理的、有機的な使いやすさを追求しています。
「本堂」は約180畳、高さ6mの荘厳な空間。静謐な中にガラスブロックから通しての外光が開放的な雰囲気を醸し出しています。格子天井の上に照明器具を設置したことから平面的にすっきりした感じ。壁は湿気を自然に調整する「珪藻土」使用。ちなみに全館冷暖房、特に「本堂」はパイピングを用いた床暖房を設置。

正面玄関を入ると「客殿」。右は「本堂」入口に通じるホール、左は「庫裏」となります。1階には和室が3部屋、受付事務室などを配置。吹き抜けの階段部の壁面と天井部分にルーバー(木製の縦格子)を設け、トップライト(天井明り取り)からの光を和らげとともに、空間のアクセントとして視的な効果を果たしています。2階には、「客殿」、客間2部屋などが置かれています。

工事は無事竣工し、さる9月11日に盛大な落慶法要が執り行われました。