第8話 検査しなくちゃ!(00/7/10)
ISOでは、それぞれの段階で、そこでやるべき業務を責任をもって行い、その手抜き・怠慢・逸脱・不履行によって不適合を発生させないために検査を行うようになっています。「購入したモノの受入検査などしなくても、不具合があれば、いずれ製造工程などで検査不良となって現れるから、いいじゃないか」では困るわけです。
筆者宅でも納豆ゴハンを作る過程において、検査を行わなくてはいけません。製造者、発注者が同じというかなりムリな設定ですが、やることにします。いちいち帳票を作るのも面倒なので、材料を買った時にもらうレシートに書き込むことにします。
合格の場合、受入検査は「受」、調理検査は「調」、味検査は「味」をそれぞれマルで囲みます。
まずは受入検査。納
豆、ネギ、卵をそれぞれの賞味期限、痛み具合を調べます。
次は調理検査。
納豆がちゃんとかき混ぜてあるか、切ったネギがつながってないか、納豆と卵はちゃんと混ざっているかを調べます。
最後は味検査。
納豆が入った丼に熱いゴハンをいれてかき混ぜて、電子レンジでチンした後に味を調べます。
検査した記録は、品質記録として冷蔵庫のドアにマグネットでくっついている小物入れに入れておきます。
筆:「やっぱね、ちゃんとした手順で納豆作ってるかどうか、検査することにしたんだ。」
奥:「ふーん、検査ねぇ・・・で、あたしがやんの?」
筆:「そりゃやってくれるにこしたこたぁないんだけど・・・やってくれますの?」
奥:「まーねー。どれどれー手順によるとー・・・まずレシートね、あんたレシート出しなさいよ。」
筆:「ははー、これでござりまする。」
奥:「あれ、ちょっとあんた、このネギどうしたの?」
筆:「どうしたのって、ネギでございますが・・・どこか痛んでいるところでも・・・?」
奥:「痛んでじゃないわよ、何でこのネギこんなに高いのよ!」
筆:「そ、そりは新鮮なネギだからこそ、究極の納豆が生まれる訳で・・・」
奥:「ばっかじゃないの、玉ねぎじゃダメなの!」
筆:「た、たまねぎっすか・・・トホホ、切ってないのに泣けてくる・・・(T_T)」
・・・さらに検査中。
筆:「で、検査の結果いかがでしたでしょう?」
奥:「味がねぇ・・・、ちょっとしょっぱいから、砂糖大さじ3杯入れてー」
筆:「さ、さ、3杯すか?」
奥:「不服なの?じゃー、ふーてーきーごー!」
筆:「いやぁーぁあああぁああん!」
次回から、検査員は筆者が自分で行うことになりましたとさ。
・・・人生泣き笑い

