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#02 何故ISOを取得するのだろう?
●何から手をつけたらいいの?
私が当社のISO認証取得プロジェクトに関わったのは、3年前(1998年)で、2000年版に改訂する前ですので、ISOの規格そのものの解釈はしないことにしました。
プロジェクトの進め方のコツということですが、これは様々な書籍やサイトでも紹介されつくしていることです。
ところが当社でもそうであったように、実際にメンバーとして何から手をつけよう?ということになるととても不安になってきます。
当社の場合、コンサルなしで自社のみの力で取得したいということで、目をつぶってガムシャラに手を振り回してましたから、とても遠回りしたような感じです。
しかし、そうしたことによって実感できたノウハウもあったことも事実です。
柏崎組さんではキックオフが済み、プロジェクトメンバー(9名)を決めたばかりということで、そこからの進め方についてお話ししました。

●ISOを取得して得することとは?
まず、最初に「何故ISOを取得するんだろう?取得して何かいいことはあるのだろうか?」ということを確認しました。
事前にアンケートをとってみたのですが、こんな回答がありました。
・公共事業の入札に必要だから
・当社の工事の品質をあげるために
夢を壊すようで申し訳なかったのですが、当社が2年前(1999年)にISOを取得して、そのおかげで受注が増えたということは全くありませんし、工事の品質が高くなったかというとそんなこともありません。
今はまだISOは入札条件にはっきり加えられておりませんし、ISOは品質そのものを保証するものではないからです。
ですから、そういった期待を持って職員の皆さんに啓蒙活動を進めると、「なんだ、話が違うじゃねーか!」ということになりかねません。
●何故ISOを取得するのだろう?
ではISOは何のために取得するのでしょう?
当社では、私が入社する前からのドロドロとした社内の体質を少しでも改善したいという意志を社長が明確に打ち出しておりましたので、「社内体質改善のツール」としてISOを捉えることが出来ました。
先日、大成建設の方とお話ししたときにも感じたのですが、社内体質の改善が必要なのは会社の規模にかかわらず、日本の土木建設会社はどこも同じです。
■http://www.katogumi.com/cals/jikenbo/010511kiuchi/index.html
ですから、ISOを取り入れることは、組織の責任と権限を明確にし、無駄な業務を見直し、自分達で決めた手順を実行、記録し評価するという業務改善こそがISOのメリットではと考えます。
そしてそれは「情報の共有化」というIT化の本質にもつながっていくのです。
 
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