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#03 ISOは「メシの種」?
●ISOは絶対取得できる!
そんなISOですが、一体ホントに取得できるのでしょうか?
こんなことを書くとISOに真剣に取り組んでらっしゃる方に怒られそうなのですが、ISOは作業さえすれば必ず取得できます。
根拠はどこにあるのでしょう?
それは審査機関自体がビジネスでISOを扱っているからです。
ISOは審査自体にも費用が発生しますが、取得後に運用維持するためにも定期審査等の費用がかかります。
●ISOは「メシの種」?

言葉は悪いですが、審査機関にとってISOは「メシの種」なのです。
これからISOを運用維持している間、ずーっとビジネスになる企業を不合格にするなんていうことはありえない訳です。
又、本審査前には予備審査を受ける場合が多いですが、この予備審査自体にも費用が発生します。
もし、この予備審査を受けているのに本審査で不合格ということになると、その審査機関の指導力そのものに問題があることになります。
もちろん、審査機関はコンサルティング業務をしてはいけないことになっていますが、だからといって予備審査をして合否の判定のみで帰るわけではありません。
何もしなくても取得できるほどISOは甘くありませんが、それなりの作業をすれば、必ずISOは取得できるようになっているのです。
●本当のメリット
では誰でも取得できるようなISOなんて、取得して意味があるのでしょうか?
前回書きましたように、ISOに受注増や品質向上を期待してしまうのであれば、その期待は裏切られてしまうことでしょう。
つまり、問題は取得できるかどうかではなく、ISOそのものを自社の業務改善のツールとして有効に利用できるかというのが、本当のメリットではないかと考えるのです。
●でも本音は・・・
そうは言いつつも、実は去年あたりからISOのあり方には疑問を持ち始めています。
建設省が入札条件に「ISO」を入れるとしたら、当然どこの企業も「ISO」を取得し始める訳で、そうなると最初は他社との差別化をはかるためになんていう目的で取得してもそのうち全然珍しいことではなくなってしまう。
しかも、受注は増えない、品質がよくなるわけでもない。
では業務改善のツールとしてはどうか?
確かに取得前後は業務改善のきっかけとして機能していたように思います。
でも、時が経つに連れ、どうもそうではなくなって、システム維持のためのシステムになってしまっている企業が多いと聞きます。
ではどうするべきか?
お役所が取得しないとダメッ!って言ってるんだから、やはり入札のためには取得しなきゃいけないんでしょう。
でもそんなに役に立たないんであれば、できるだけ省力化して楽に取得、楽に運用するしかないのではと思うのです。
そういう意味で文書の電子化、グループウェア等のシステムでISOを管理するのは有効な手段なのかもしれません。
 
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